中国語の習得には、学習初期でどれくらい時間をかけ、正しい方法で発音練習するかがとても重要です。
これがうまくいくと後から飛躍的に中国語が上達するし、何よりも中国語勉強がスゴく楽しくなります。
逆に、ここをミスると中国語ヘタの烙印が押されてしまう・・・。
( ;゚Д゚)ヤバイ、、、
普段の勉強時間はもちろん大切ですが、普段の生活で空いているスキマ時間は有効に使えていますか?
ぼーっとスマホを眺めている時間ってなんとも言えないリラックスタイムですよね(笑)
けど、繰り返しますが、発音勉強はとにかく時間を確保する、中国語の発音に触れる時間を増やすことが重要です。
そのため、普段の勉強時間にプラスでスキマ時間を使い、発音を向上させましょう!
この記事では初心者が発音を向上するための、スキマ時間の有効的な使い方を紹介します。
特にこんな人におすすめです!
- 中国語初心者
- 中国語の発音勉強をしている
- スキマ時間をうまく使って発音勉強したい
- 発音を少しでも上達させたい
音節表を使ったスキマ時間活用法
まず、僕自身が発音勉強をしていた当初の方法です。
それは、、、
ひたすら中国語の音節を聞く!
( ・`ω・´)キリッ
拍子抜けするかもしれませんが、僕は実際にスキマ時間は音節表を使って音節をひたすら聞いていました。
下の画像は、中国語のすべての発音をまとめた「音節表」です。
中国語を話す、聞く上で使われる全ての音節がここに詰まっています。その数は約400個!
かなり地味な内容で、面白くなさそうですよね(笑)
しかし、これってスゴく大切なんです!
中国語の発音が難しい要因って色々ありますが、一言で伝えると「音節の数が多いから(その分日本語にない音節も多い)」です。
この音節表すべてを正しく聞き取り、自分で発音できないことには中国語は上達しません。
逆に言うと、この音節表の発音をマスターすれば、中国語の発音は飛躍的に上達します!
当時、僕は中国語学校へ通っていたので、この音節表にある全ての音が入ったCDをもらい、スキマ時間はそれをひたすら聞いてました。
音節表にある全ての音節は大体15分くらいで一周します。
スキマ時間は、それをひたすら聞きましょう!まずは聞き流すだけでいいです。
耳が慣れてきたら次に、音節表を見ながら、音声を聞いていきます。
参考書を持ち歩くのは不便なので、音節表を縮小コピーしておくと、持ち歩きに便利ですよ!
音節表を見ながら音声を聞いていくことで、文字(ピンイン)と流れてくる音(音節)を一致させていきます。
実際に発音される音とピンインが結びついていくと、自分の脳内に中国語の音節数のストックが増えていきます。
あとは、その新しくストックされた中国語の音節を実際に発音できるようにしていきます。アウトプット学習ですね!
アウトプット学習には「シャドウイング」が最適です。
シャドウイングのコツとして、最初はコピーした音節表を見ながらやることです。
脳内にストックされた音節を、いきなり引っ張り出そうとしても上手くいかないことが多いです。
最初は音節表を見て、慣れてきたら音声だけでのシャドウイングをおすすめします。
ここまでが、実際に僕が学習初期に発音を向上させるためにやっていた「スキマ時間 X 音節表」活用法です!
この勉強法は、音節表とその音声が全て入った教材が必要になりますが、意外とそんな教材がないんです・・・
「日本人のための中国語発音完全教本」は、音節表が見開きで載っていて、そのCD音声も用意されているのでおすすめです。
レビュー記事
- 音節表の音声を聞き流す
- 音節表を見ながら音節とピンインを結ぶ
- 音節表を縮小コピーしておくと便利
- 慣れてきたら最後はシャドウイング
アプリを使ったスキマ時間活用法
スキマ時間を使う代表格が、スマホ用アプリの活用です!
「電車の中、人を待っている間、昼食を食べる前後」などなど、いつでもスマホは使えますね。
スマホ用アプリの中でも、スキマ時間の有効活用に特におすすめしたいアプリが3個あります。
Ankiアプリ
僕が毎日使っているのが、分散学習アプリのAnkiです。
Ankiの詳細はこちらの記事にて!
僕は毎朝の通勤電車の中で、このAnkiを使うことが完全な習慣となっています。
単語勉強、例文を使った発音練習(口パク)をするには、このAnkiが手放せなくなってしまいました。
苦手・よく間違えるフレーズはAnkiを使って効率的に長期記憶へと定着させよう。
一度カードを作ってしまえば、後は記憶に定着するまでAnkiが自分に合わせて分散学習をサポートしてくれるよ。
自分で考え作ったカードは愛着がわくし、作るだけで効率的なインプット学習なる。画像はカードの表と裏です。 pic.twitter.com/nYTzph0vO5— チュウコツ@新コロ問題で上海駐在遅延中🇨🇳 (@chukotsu) March 2, 2020
単語を効率的にどんどん覚えたい!というのであれば、「スキマ時間 X Anki」は最強の活用法だと思います!
中国語ラジオアプリ
僕は電車の中のスキマ時間では、基本的に「Anki」を使い単語・発音勉強をしていますが、耳だけ中国語ラジオ音声に貸しています。
通勤中のスキマ時間で、中国語ラジオアプリ「人民日報」か「云听」を使い、中国のニュースを聞き流しているのです。
中国語が聞ける、ラジオ・オーディオブックのアプリはこちらの記事をご参考ください。
スキマ時間まで、ガツガツ勉強したくない!けど、なんか有効的に使わないともったいない!と思う欲張りな方には、中国語を聞き流す方法がおすすめです。
Hello Chinese
中国語初心者が楽しく勉強できるアプリ「Hello Chinese」
ゼロから中国語を勉強する人向けに、「迷わず・楽しく・効率的に」勉強できるよう設計された人気アプリです!
何から手をつけていいかわからない!という方は、この「Hello Chinese」を使って、中国語の基礎から発音勉強をすることをおすすめします。
ゲーム感覚で楽しく使えるのがこの「Hello Chinese」のいいところです!
以上が僕のおすすめ「スキマ時間 X アプリ」活用法です!
中国語勉強用のアプリに関してはこちらの記事もご参考ください。
- 単語と発音を効率的に覚えたいなら「Anki」
- 中国語の聞き流しなら「ラジオアプリ」
- ゼロから楽しくゲーム感覚で使いたいなら「Hello Chinese」
中国語ドラマ・映画を使ったスキマ時間活用法
電車の中を見渡すと、YouTubeなどの動画を見ている人多いですよね!
それと同じように、その時間を使って中国語のドラマや映画をみて、発音勉強をしちゃいましょう。
楽しく中国語を勉強するには「中国のドラマ」がとてもオススメです!
僕は、中国語の勉強を始めて1年ちょいくらいの時に、中国のドラマ「将婚姻进行到底(將婚姻進行到底)」にハマってしまいました!
ドラマ・映画を観るという行動は、普通の勉強より断然ハードルが低く、楽しみながら中国語の発音を勉強できます。
ラジオやニュースもいいですが、ドラマの方がストーリー性があり、より楽しく、興味を持って中国語に触れることができます。
ドラマを通して中国のことを知ることで、自分で興味を持ち、自主的に中国語を勉強するきっかけを作ってくれます。
ドラマで使われている中国語は、よく使われている流行りの言葉も多いので、中国語の言い回しの勉強にもなりますね!
中国のドラマを観ることだできるアプリに関してはこちらの記事もご参考ください。
一方で注意点ですが、動画は通信容量を多く消費するので、自分の携帯プランは事前によく確認しておきましょう!
- ドラマ・映画なら楽しく中国語に触れれる
- 中国の映画・ドラマを観て正しい発音を聴く
- 中国で使われている言い回し(フレーズ)も勉強
まとめ
中国語の発音を向上させるための、スキマ時間の有効活用法に関してまとめました。
1日に使える時間は限られています。
自分が作った学習予定もうまく進まないことも多々あるでしょう。
そんな時にスキマ時間をいかに有効に使えるかが、中国語の発音をマスターしていくのに必要です!
「チリも積もれば山となる」とあるとおり、細切れになった時間をつなぎ合わせていくと、大切な時間になります。
スキマ時間を有効に使い発音の習得に差をつけましょう!
スキマ時間有効活用法まとめ
- 音節表聞き流し&シャドウイング
- アプリ活用(おすすめ3つ)
- 中国語ドラマ・映画
個人的には、初心者の方には僕自身もスキマ時間にやり込んだ「音節表聞き流し&シャドウイング」はぜひ取り組んでいただきたいです!
他の二つと比べると勉強チックで、やる気を出さないと継続できないかもしれません。
けど、スキマ時間に、この「音節表聞き流し&シャドウイング」をやり込んだからこそ、発音の基礎を強化できたと実感しています。
発音を勉強中の方にはぜひおすすめします。