中国語おすすめ勉強方法

中国語を確実に聞き取れるようになる勉強法【オーバーラッピング】とは?

オーバーラッピング

中国語の発音勉強はとりあえず終えたけど、全然中国語が聞き取れない!

その後はどんな勉強をしたらいいの?とお悩みではありませんか。

僕も学習初期に、めちゃくちゃ頑張って、時間もかけて中国語の発音を勉強してきました。その後、「これでワイもある程度は中国語も聞き取れるだろう( ^ω^)フフフ」と思っていました・・・。

しかし、そんな期待を裏切るかのように、上海の街で周りの人が喋っている中国語は、一切聞き取れる状態ではありませんでした・・・( ;゚Д゚)ゲ現実ツライ・・・

本記事では、中国語の発音勉強を終え、その後に中国語をより聞き取るためにはどういう勉強をしたらいいのか?にお答えできる、おすすめの勉強方法「オーバーラッピング」に関してご紹介します。

記事の要約

  • リスニング力を鍛える勉強法「オーバーラッビング」を説明
  • 「オーバーラッビング」は音読よりも効果的
  • 「オーバーラッビング」はシャドウイングよりも難易度は低い
  • 「オーバーラッビング」を繰り返すことで「中国語の音」を、瞬時に聞き取りやすくなる

先に必ずやるべき勉強「精読」

リスニング力を高めるための勉強である「オーバーラッピング」の前に必ずやって頂きたい勉強があります。

それが「精読」です。

精読に関してはこちらの記事をご参考ください。

精読
中国語は読解力を上げる基礎勉強法【精読】が必須!中国語の勉強で、「音読」や「シャドウイング」を使って勉強している人も多いと思います。 https://chukotsu.com/s...

この記事内でも書きましたが、

精読を行わないで、音読やシャドウイングなどの勉強を繰り返し何回もやるのは、種をまかずに、ひたすら水をやるのと同じです。( ・`ω・´)キリッ

「精読」は文章を正確に理解していく作業です。

発音・単語・文法も理解していなく、日本語訳もあやふやな文章を使ってオーバーラッピングなどの勉強を進めていっても、リスニング力強化には非効率的です。極端に言うと、精読をしないでオーバーラッピングを行なっても意味がありません!

精読で発音・文法・語彙を100%理解できる状態にしてから、その他の勉強を繰り返し行なっていくことで、はじめて中国語が身につくようになります。

「精読」と言う種をまき、「オーバーラッピング」と言う水をやる。この二つの作業・勉強があってはじめてリスニング力強化(中国語が聞き取れるようになる)と言う、花を咲かせることができるのです。

そのため、「オーバーラッピング」をはじめる前には必ず、対象文章やテキストの精読を行なって下さい

「オーバーラッピング」とは?

そもそも「オーバーラッピング」とはどんな勉強法なのでしょうか?

オーバーラッピングとは?
参考書などの中国語文章を見ながら、その中国語の音声と同時に、自身で中国語を発声していく勉強法です。

詳しくはこちらのYouTube動画が紹介してくれています。
オーバーラッピングは2:00から説明が開始。

参考書を見ながら、中国語の音声と同時に自分で発音してみます。

イメージとしてはこんな感じです。

音声:现在开始HSK考试,请大家・・
自分:现在开始HSK考试,请大家・・

参考書を見ながらなので、簡単と思うかもしれませんが、初心者の方がやるとCD音声と合わせて発声するのは意外と難しいです。

僕はせっかちなので、最初の方はいつも音声より先に発声しちゃってました笑

オーバーラッピングで用意するもの

■CD音声付き参考書

■オーディオ(スピードコントロールや3秒戻し機能あるとより便利)

「オーバーラッピング」の効果

この「オーバーラッピング」ですが、数ある学習方法の中で、どのような効果をもたらせてくれるのでしょうか?

リスニング力の強化

本記事の題名にもあるように、オーバーラッピングはリスニング力を高めてくれます

オーバーラッピングを正しく繰り返していくことで、中国語が聞き取れるようになる。

その効果の詳細としてはこんな感じです。

  1. 「オーバーラッピング」を通して、ネイティブの発音とスピード通りに発音することができる。
  2. → 脳の中に「中国語の音」のデータベースが増える。
  3. → 瞬時に聞き取れる「中国語の音」が増える。
  4. → 中国語のリスニング力が向上する。

簡単に言うと、「中国語のリズムを身につけながら、中国語の音に慣れる」ことができるのですね。

そして、このオーバーラッピングを繰り返し行なっていくことで、聞いた中国語を自分のものへとすることができるようになるのです。俗に言う、定着化です。

スピーキング力の強化

「オーバーラッピング」の主な効果は、前段のリスニング力の強化ですが、実はスピーキング力も強化にも効果があります( ^ω^)

前段のリスニング強化の部分では、脳の中に「中国語の音」のデータベースが増えると書きました。

オーバーラッピングでは、ネイティブの中国語を耳から聞き、脳内でデータベースを増やし、それを自分の口から発声していく作業です。

聞いた音の数だけ、自分の口で発声を繰り返していくことで、口が中国語の音を覚えるようになります

つまり、スピーキング力の強化です。

もちろんそこまで行くには何回もオーバーラッピングを繰り返す必要があります。

「オーバーラッピング」を使った中国語を確実に聞き取れるようになる勉強法

中国語のリスニング強化をするため、「オーバーラッピング」を使った勉強の進め方をまとめていきます。

使用する参考書はCD音声さえあれば何でもokです

ご自身のレベルに合わせ、ある程度の長さの文章を用意して下さい。

1) 中国語音声を聞く

先ずは、対象の中国語音声を聞きます。

この時、中国語文章は見ずに音声の聞き取りだけ行なってください。

2,3回音声を聞いてみて、内容が掴めているかチェックします。

「時間に余裕がある人、中国語を一歩一歩と着実に勉強したい人、とにかく基礎を固めていきたい人」は以下参考。その他の人はスルーして下の2)へ進んでください。

この中国語音声を2,3回聞いたあと、「ディクテーション」を行うことをおすすめします。

ディクテーションに関してはこちらの記事をご参考ください。

中国語の発音が聞き取れない原因が分かる!ディクテーションのやり方大家好!チュウコツ(@chukotsu_twitter)です。 中国語の発音は難しくて、特に初心者だと正しく聞き取れない人も多いか...

「ディクテーション」は「中国語音声を聞いてその文面を見ずに書き取る」勉強方法です。

ディクテーションを行うことで、自分が対象音声に対して聞き取れない箇所を明確にすることができるからです。

その自分が聞き取れない箇所(=苦手な箇所)を明確にした上で、次のステップに進み、苦手箇所を重点的に鍛えていくことで、中国語の聞き取れる力がより増します。

2) 精読(発音・単語・文法のチェック)

大事なことなので、もう一度繰り返します。

精読を行わないで、音読やシャドウイングなどの勉強を繰り返し何回もやるのは、種をまかずに、ひたすら水をやるのと同じです。( ・`ω・´)キリッ

「精読」は文章を正確に理解していく作業です。

これから先のステップへ進む前に、対象文章の「発音・単語・文法」を100%理解してください。

精読
中国語は読解力を上げる基礎勉強法【精読】が必須!中国語の勉強で、「音読」や「シャドウイング」を使って勉強している人も多いと思います。 https://chukotsu.com/s...
  • ピンインと四声があやふやなら単語の上にピンインと四声を書く。
  • 分からない単語があれば辞書で調べる。
  • 分からない文法があれば文法書で調べる。
  • 長文は主語・述語に分けスラッシュ(/)を引く。

 

「とにかく調べまくる」「辞書を引く」というクセをつけることを強くおすすめします。

3) 音読

精読を終えたら、精読で理解した内容の確認も含めて、文章を見ながら2,3回ゆっくりと音読します。

音読を通して、発音できない単語はないか?自分が読んでいる中国語の意味は理解しているか?確認してみましょう。

ポイントは、実際に自分の声で出すことです。

スピードは問わないので、自分の声で出して読むことで、精読までが完璧にできている!という自信をここで持ってください!

4) オーバーラッピング

ここからオーバーラッピングに入ります。

中国語音声に合わせて、中国語文章を見ながら、かぶせるように自身も中国語を読んでいきます。

音声:现在开始HSK考试,请大家・・
自分:现在开始HSK考试,请大家・・

ポイント

  1. 中国語音声と同時に発声する。
  2. CD音声よりも少し小さい声で発声する。
  3. 速度が早ければ、スピードコントロール機能で速度をx0.7〜0.8へ落とす。※機能がない人は、3)の音読に戻り、読み慣らす

オーバーラッピングは、ネイティブ音声と自分の音をシンクロ(同調)させることが一番大切です。

ですので、とにもかくにも音声を合わせる!ことを意識しながら行なってみてください。

人は自分自身が発音できない音声は、聞き取ることができません。

シンクロ(同調)させてることは、その音声を聞き取れている証拠なのです。

あとは、その「中国語の音」を脳の中にデータベースとして増やし、瞬時に聞き取れるようになるまで、オーバーラッピングを繰り返していきます。

僕の感覚的ですが、最低でも10回、できたら20回以上はこのオーバーラッピングを繰り返してみてください。

その時には、対象文章の中国語は聞き取れるようになってます!

 

「オーバーラッピング」おすすめ教材

オーバーラッピングの練習を行うには、ある程度の長さがある文章を使うと効率的です。

一度で流れる音声がある程度長い方が、シンクロ(同調)させるのに労力を要するからです。

短すぎると簡単にできてしまし、「できた気に」なってしまいます・・・。

 

中国語音声とスクリプト(台本)の2つが用意されている、人民日報のラジオアプリなら無料で使えます。

詳しくはこちらの記事にて。

中国語の発音とリスニング力を高めるラジオアプリ3選!大家好!チュウコツです(@chukotsu_twitter) 日本にいながら中国語のラジオ番組を聴ける方法をご存知ですか? ...

ただ、人民日報は中国現地のニュースとなるため初心者にはかなり難しいですね。

 

「本気で学ぶ中国語」であれば、初心者向けに適度な長さの文章と音声が用意されているので、使いやすいと思います!

まとめ

中国語を確実に聞き取れるようになる勉強法「オーバーラッピング」関して、理解していただけましたでしょうか?

最後にもう一度、ポイントを振り返ります。

先ずは「精読」が何よりも大事!勉強を進める前に、先ずは精読を行うこと。

オーバーラッピングとは、参考書などの中国語文章を見ながら、その中国語の音声と同時に、自身で中国語を発声していく勉強法。

ネイティブ音声と自分の音をシンクロさせることで、「中国語の音」を脳の中にデータベースとして増やし、瞬時に聞き取れるようになる。

オーバーラッピングを最低10回以上繰り返すこと

 

この勉強方法があなたの中国語勉強に少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

それではまた
那我们下期再见!

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