中国語おすすめ勉強方法

【HSK対策にも!】中国語ディクテーション(听写)を3ヶ月ほぼ毎日勉強してみて分かったこと

大家好!チュウコツです(@chukotsu_twitter)

ディクテーションは、とても効果的な勉強方法である反面、めんどくさい勉強方法です。

「高い効果を得られるけど、時間と労力をかなり割く」

“諸刃の剣”的な勉強法。

そんな中、「ディクテーションってみんなやってるのかな?」

と、ふと思ったので、

ツイッターで、「普段の中国語勉強にディクテーションを取り入れているか?」アンケートをとってみました。

結果は、「取り入れていない&ディクテーションって何?」の層が、42%と多く、まだまだ定着していない学習法と言えそうです。

 

そこで!!

3か月間ほぼ毎日ディクテーションを実施してみて、

実感したこと」、「効果があったこと」、「改善すべきこと」が見えてきたので、この記事でまとめてみます。

結論から言うと、ディクテーションめっちゃいいです。

HSKや中検などの試験対策にもなるので、この学習法は知っておいた方がいいですね。

独学okでお金もかからなく、超効果がある勉強法なので、普段の中国語学習に少しでも参考にして頂きたく、記事をまとめました。

ただ、コレは前述の通りすこぶるめんどくさい勉強法です。

それでも、

  • HSK対策でなんとかしたい
  • リスニングを効率的に強化したい
  • より効果的な勉強法を知りたい

などで困っている方は、ぜひ参考にしてみてください!

今、ディクテーション(听写)をやろうと思ったきっかけ

僕は、中国語勉強をはじめた初期に、このディクテーションを取り入れていました。

▼ディクテーションの詳細や、初心者向けのやり方はこちら

【効果に差がでる】ディクテーション(听写)とは?中国語の基礎力・リスニング力強化に効く!大家好!チュウコツ(@chukotsu_twitter)です。 中国語って、漢字だから読もうとすると何となくわかるけど、なかなか聞...

ただ、中国語をある程度話せるようになってからは、遠ざかっていました。

理由は、「めんどくさい」からです。

実際にやったことある方は分ると思いますが、このディクテーションは、すこぶるめんどくさい…。

机に座り、音声とペン、ノートを用意し、音声を聞いてノートへカキカキするので、「The 勉強!」的な感じなんですよね。

それでも「またやってみよう!」と思ったのは、リスニング力をもっと上げたかったからです。

2021年に受けた、HSK6級のリスニングは、ボロボロだったのです(汗)。

ツイッター上で、HSKや中検などで高レベル試験勉強している方の多くが、ディクテーションを積極的に取り入れているのを見て、

「あ!僕もまたやってみよう!」

となったのです。

ディクテーション(听写)をやってみた内容

僕の「この3ヶ月」ディクテーションで「使った教材」「かけた時間」「方法」を紹介します。

ディクテーションに使った教材(参考書)

HSK6級読む聴く覚える2500

 

教材選びは、「HSK対策」「興味ありそうな内容」「程よい長さ」という条件で選びました。

その中から、この「HSK6級読む聴く覚える2500 /東方書店/田芳」を選択。

Amazonの口コミ評価も非常に高く、僕の条件にもドンピシャ!

HSK6級対策の勉強をしている方には、めっちゃおすすめです。

HSK6級対策で困っている方は、こちらのレビュー記事もぜひ覗いてみてください。

▼「HSK6級読む聴く覚える2500」レビュー記事はこちら

【実際に使ってみた!】HSK6級読む聴く覚える2500の使い勝手をレビュー大家好!チュウコツです(@chukotsu_twitter) 「HSK6級のリスニングめちゃくちゃ難しくてどうにもならない!」 ...

ディクテーションに費やした時間

今回のディクテーションの勉強で、僕が費やした時間はこんな感じです。

  • 期間「約3ヶ月
  • 一日あたり「30分~1時間

僕の現状上、「仕事、育児、家事」の時間が多く、中国語勉強のための時間がまとまって取れなく、

  • 平日は「30分」以上
  • 休日は「1時間」以上

この時間をコンスタントに作るようにしました。

正直なところ、毎日はできていないです。

疲れた日、子供が体調悪い日、お酒飲んでしまった日など、勉強しなかった日も、まーありますよね(汗)。

僕は、勉強するノートに「日付と時間」を書いているのですが、今読み返してみると、結構できていたので、まーまーグッドです。

ノートに「学習日付と時間帯」を書くのはおすすめですよ。

4/21,22
4/24
4/25,26

こんな感じで、「学習日付と時間帯」を書き、後で振り返れるようにしています。

実施したディクテーションの勉強方法

ここから、僕が実際に勉強していた「ディクテーション」の流れをまとめます。

  1. 精読
  2. ディクテーション
  3. 答え合わせと弱点の把握
  4. 音読 or シャドーイング

それぞれの項目を解説していきます。

1,精読

僕は、先に精読を行い、話の内容を理解した上で、次にディクテーションをしました。

理由は、本参考書を初見(聞く)でディクテーションするには、今の僕にはハードルが高く、勉強が苦痛になりそうだったからです。

そのため、ハードルを下げ、「継続する」ことを優先しました。

「先に精読をしたら簡単じゃない?」

「効果あるの?」

などと思うかもしれませんが、十分に効果はあるので安心ください!

こんな感じで、先に文章を紐といておきます。

2,ディクテーション

ここからが「ディクテーション」ですが、大まかな要点はこんな感じです。

  • 1フレーズを聞き、一時停止
    (長いと感じたら、単語5個くらいで聞く)
  • 聞き取った音声を漢字で書く
  • 漢字が分からなかったらピンインを書く
  • ピンインも分からなかったら空欄にする
  • 聞き取りは4回までにする
  • 一段落終わったら、3に進む

ディクテーションは、1フレーズごと(「、」「。」の区切り)で聞き、音声をストップし、その1フレーズを書くようにしました。

しかし!

「1フレーズは長い!」「処理しきれねー」

ってことが多発したので、単語5個くらいのかたまりで聞き取っていた時もあります。

こんな感じですね。

「当 / 这个 / 十五岁的 / 少年 /」
※これで単語4個とカウント

前述の通り、先ずは「継続する」ことを優先し、少しでもハードルは落とすことがポイントです。

1回で聞き取れ、書ければいいですが、分からない部分は2〜3回繰り返し聞きます。

しかし、5回以上は聞かないようにしました。

それだけ聞いても分からないということは、自分の頭に「音と文字(漢字・ピンイン)」がストックされていないと割り切り、自分の弱点として、次に進みます。

時間ももったいないので、そういう時はサクサク次へと進みます。

また、我流ですが、ディクテーションは、文章の「一段落」ごとにします。

全文章をディクテーションせずに、一段落終わったら、次の「3,答え合わせと弱点の把握」へ移ります。

下の画像を例に見てみると、①をディクテーションしたら、先に答え合わせしてから、②のディクテーションをやる感じです。

段落ごとの「ディクテーション・答え合わせ」の前に、全文章の精読をしています。

長時間、長文のディクテーションは、労力が結構かかるので、答え合わせをすることで、リフレッシュしていました。

それに、次の段落以降に出てくる、同じ単語を先に覚え、以降の精度を高めることもねらいでした。

1課の長い文章を一気に終えて、同じ単語の間違いを繰り返すより、一段落でその間違いに気づき、修正した方が、効率もやる気も上がるのです!

繰り返しになりますが、ディクテーションは、労力がかかるので、「継続」のためハードルを少しでも下げたやり方がいいです。

 

3,答え合わせと弱点の把握

「一段落」のディクテーションが終わったら、この3つのいずれかになっています。

  • 漢字が書いてある
  • ピンインだけ書いてある
  • 空欄

赤ペンを持ち、次のステップで、答え合わせをしていきましょう。

この時、「赤ペンで書いた箇所=自分の弱点」です。

診断内容

漢字が書いてある
→ 語彙力の診断

ピンインだけ書いてある
→ リスニング力・語彙力の診断

空欄
→ リスニング力の診断

 

目指すべきは、漢字が正しく書けている状態です。

この状態であったら「聞いて理解できる」状態と言えます。

しかし、上手くできていないとこんな状態になります。僕も結構多かった…

ピンインは正確にかけたけど、正確な漢字が書けていない場合。
→ 語彙力(単語)不足

空欄だったり、ピンインが正確に書けていなかった場合。
→ リスニング力不足

次のステップで、そこを改善していきます。

 

4,音読 or シャドーイング

答え合わせ後は、「自分の弱点」が明確に露呈されるので、あとはその箇所を意識したトレーニングです!

くれぐれも「答え合わせして終わり」なんてことはないように!

せっかくここまでやったのに、ゴールを切る直前で自分から棄権するようなものです。

「赤文字の箇所」は、自分の伸びしろ、成長できる箇所なので、しっかりと伸ばしていきます。

語彙(単語)が弱い傾向だったら?

赤文字の単語を徹底して覚えましょう。

この場合はあれこれ言わずに、単語の「ピンイン・声調・漢字・意味」を丸暗記です。

幸い日本人は、漢字文化。単語覚えるのもめちゃくちゃ有利です。

▼日本人がやるべき中国語単語の覚え方詳細記事はこちら

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リスニングが弱点だったら?

音読→シャドーイング」で、中国語の音(ピンイン・声調)を頭の中から引っ張ってこれるトレーニングをします。

シャドーイングで、各単語の「音と文字(漢字)」の結びつきを理解し、耳と口を鳴らしていきましょう。

▼シャドーイングの詳細記事はこちら

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ディクテーション(听写)をほぼ毎日やってみて分かったこと

僕が3ヶ月実践してみて、実感したことを率直にまとめるとこんな感じです。

  • リスニング力が確実に上がる
  • 「使える、理解できる」単語力が確実に身につく
  • 改善ポイントが明確になる

この3つを簡単に説明してみます。

リスニング力の強化

ディクテーションは、「書くために、超集中して聞く」ので、耳が研ぎ澄まされます。

音を、正しいピンイン・声調で聞けているか?それを漢字に紐づけられるか?がトレーニングされるので、リスニング力は確実にアップしますね。

もともとリスニング力強化のために、このディクテーションを取り入れたので、その効果は超絶実感できています!

単語力の強化

ディクテーションは、「なんとなく覚えている」から、「理解できる」単語力が身につきます。

苦労した単語の暗記も、それが使えなかったら意味がありません。

単語参考書の中では覚えたけど、いざ「見たり、聞いたり」した時に、「あれ?この単語何だっけ?」

こんなこと多いですよね。

ディクテーションでしっかりトレーニングすると、耳で聞いた中国語の単語を、

  • 意味が理解できる
  • 正しく書ける
  • 正しく発音できる

こんな単語力が身につく。

頭の中に入れた単語を、「使える、理解できる」レベルに引き上げてくれるのです。

改善ポイントの明確化

ディクテーションは、「書く」ことで、(今の)自分の実力が明確になります。

改善ポイントが明確になる。

これは、時に「全然できていない…」と、辛く感じる、悲観的になることも多々あるのですが、それ以上に「気づき」を与えてくれます。

この「気づき(≒ 弱点)」と向き合えるというのが、とても大事なんです!

実際に自分でディクテーションという苦労をして得た「気づき(≒ 弱点)」

これは、普通の「気づき(≒ 弱点)」じゃないんですよね。

やったことある方は、分かると思いますが、ディクテーションはめんどいです!

そんな苦労して得た「気づき」というのは、「なんかほっとけない!」という感じで、興味・注意力も高くなるんです!

そうなると、必然とこの「気づき(≒ 弱点)」を克服しようとなり、その分どんどん成長するんですよ!

ディクテーション(听写)のポイントと、伝えたいこと

最後に、今回の経験を通し、ディクテーションで効果に差がでる「ポイント」「やり方」をまとめてみます。

  • 事前に精読しよう
  • 数回聞いてわからなければスルー
  • ピンインだけでも書いてみよう
  • 答え合わせは、赤ペン使おう

ディクテーションをする上で、「レベルが高い参考書を使う」、「一回だけでは聞き取れない」場合は、事前に精読することをおすすめします。

まずはディクテーションを継続することを優先し、精読することで、ハードルを下げてみましょう。

そういう意味では、少しレベルを落とした参考書を使うのもいいと思います。

 

音声を聞いても書けない。ピンイン、漢字が出てこない。

こんなことは多々あります。

そこで、何回も何回も聞いて、うーんと頭をひねるよりも、分からない箇所は空欄にし、先へ進みましょう。

分からない箇所は、何回聞いても分かりません。

ムダに時間をかけずに、先へ進んだ方が効率的です。

聞く回数は、目安として5回未満。

 

音声を聞いた後の書き取りは、漢字が書けなくても、ピンイン・声調を書くようにする。

「huとfu」「zhiとchi」「chenとqian」などをしっかりと区別して聞き取れているか?

中国語は、同じ(ような)発音で意味が異なる単語だらけです。

  • Yǐngxiǎng 影响(影響)
  • Yǐngxiàng 影像(映像)
  • Yìnxiàng  印象(印象)

このピンイン・声調をしっかりと、聞き取れていれば、あとは漢字と結び付けていくだけで、比較的カンタン。

答え合わせをする際、ピンインだけでも書けていたら、リスニング(ピンイン・声調)力を診断することができます。

自分で聞けていると思っていても、思った以上に聞けていないこともあります。

その「改善ポイント」を得るためにも、漢字が出てこなくても、ピンインは書くようにしましょう。

 

答え合わせは、「間違い」や「気づき」を明確にするため、赤ペンを使います。

自分で頑張ってやり抜いた中国語を、自分で評価するのは意外と楽しい!

「漢字、ピンイン、声調」これらが合っていたらめっちゃ嬉しい!

赤ペンを使うと、視覚上で理解力が上がるのと、テンションも上がりますよ。

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まとめ

ディクテーションは、「分からない」部分、「分かったふり」していた部分が、「分かっていなかった」と明確にあぶり出されます。

ぶっちゃけ勉強自体も、とても苦労します。

思ってた以上に「聞き取れない」ことも多い。

修正をした「赤文字」だらけになることも多々。

最初の方は、自分のできの悪さに嫌気がさすかもしれません。

しかし、

「赤文字」の分だけ、成長できる伸びしろ。

ディクテーションで、改善ポイントを明確にし、放置せず向き合い、トレーニングを続ければ、必ず成長します。

得られる効果も大きい!

リスニングを中心に、勉強方法に困っていたら、ぜひ一度この「ディクテーション+α」を試してみてください。

 

その他、おすすめ勉強法もまとめてるので、お時間ある方はぜひご参考ください!

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この記事が中国語学習のお役に少しでも立てたら嬉しいです。

それではまた
那我们下期再见!

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