大家好!チュウコツです(@chukotsu_twitter)
中国語の勉強を始めたばかりだけど、早く中国語をペラペラになりたい、そのためにはどんなことが必要なんだろう?
僕は中国語勉強を始めた当初、こんなことをずっと考えていました。
それこそ、中国語の勉強をするよりもなんか裏ワザないかなーって感じで、ネット情報を調べまくってました(笑)
結論から言うと、そんな裏ワザなんてありません。
ただ、中国語を喋れるようになった今だからこそ、そんな当時の僕のように初心者の方へ伝えたいことがあります。
初心者が中国語をペラペラになるために先ずやるべきこととは?
この記事ではその答えを僕なりに説明していきます。
中国語を話す「目的」を明確に設定しよう
中国語ペラペラになりたーい!
と思っている方が、このブログを読んで頂いていると思います。
では、なぜ中国語をペラペラになりたいのでしょうか?
「日常会話で使えるようになりたい」「中国・台湾旅行で使いたい」「仕事で中国事業に携わりたい」「チャイナドリームを掴みたい」「中国人・台湾人の彼氏彼女を見つけたい」などなど
この「目的」を明確に設定しましょう。
先ずはそこからです!
一番危険なのは、「日常会話で使えるようになりたい」から。
と漠然としていることです。
なぜなら「日常会話」は範囲が広すぎます。
昨日、今日とあなたが日本で回りの人と話した内容を思い返してみてください。
「同僚と始めて行ったランチのお店がイマイチだった話し」「仕事で重要なプロジェクトを任せられている話し」「ラグビーW杯で日本が健闘した話し」「実家のカレーが牛肉か豚肉かの違いの話し」「政治の話し」などなど。
これは勝手な一例ですが、見てみただけでも多岐に渡りますね。
同じ日本人だからこそ分かる「文化・時代を含んだ内容」が、日常会話に含まれているんです。
日常会話を習得しようとするには、これら文化・時代を含めて勉強する必要があり、かなりハードルが高いことが分かります。
僕なりにイメージするとこんな感じです!
こうみてみると、「日常会話」は大きくて、話題が多岐に渡ることが分かると思います。
そしてもう一つ重要なことをお伝えすると、語学においては「ビジネス語学」の方が「日常会話」よりも難易度は低いです。
よく思われるレベル:
「ビジネス語学」 > 「日常会話」
実際のレベル:
「ビジネス語学」 < 「日常会話」
仕事だと「少しのミスも許されない」というプレッシャーがあるかもしれませんが、話すべき方向性が定まっていて、使う単語も限られている「ビジネス語学」の方が、難易度が低いのが現状です。
ちなみに僕が勉強始めた当初の目的地点(ゴール)は、「日本の本社へ中国人のお客さんを連れて行き、同僚の前で中国語を使ったプレゼンを行い、ドヤる( ・`ω・´)キリッ」ことでした(笑)
上のイメージ図で言うと「仕事関連:プレゼン」にあたります。
僕にとっては、このゴールをイメージしていたことが、中国語を勉強する最大のモチベーションにもなっていたのです。
繰り返しになりますが、中国語勉強をする「目的」を明確に設定しましょう。
最短で中国語を身につけるためには、自分がすぐにでも話したい分野を決めて、そこに照準を合わせて勉強するのが一番効率的です。
仕事関連で使いたいのなら、仕事に照準を合わせ、仕事で使う会話を中心に。
旅行関連で使いたいなら、旅行で使う会話を中心に。
話したいと思った会話を先ずは日本語にしてみて、瞬間中作文を行いながら勉強を進めるとスピーキングの定着率が増していきます!
中国語を独学でペラペラと話せるようになるための勉強法【瞬間中作文】とは?
初心者必見!中国語を独学で話すための勉強方法【瞬間中作文】のやり方
当然基礎的な発音勉強を必須なので、ここは怠らないよう気をつけてくださいね!
中国語を話して「恥をかこう」
かなりマインド的な面で恐縮ですが、とても大切なことなのでお伝えします。
僕も含めて日本人はとてもシャイです。
人前で話すのを躊躇したり、人前で間違った言葉を話すことを極端にビビります。ってか、僕がそうでした( ;゚Д゚)
上海にある交通大学で中国語の夏期講習に参加した時、クラスの中で質問や発表するのはほとんどが欧米人でした。
また、日本人向けの語学学校へ通っていた時、日本人駐在員のおじ様方は返答に困った時いつも日本語を使っていました。
ですが、語学を習得しペラペラに外国語を話せるようになるためには、たくさんアウトプット(話す)が必須です。
そして、僕はたくさん恥をかいてきました。
「恥をかこう」と言うと少し大げさですが、恥をかいてでも「たくさん中国語をアウトプットしよう」ということを分かって頂きたいです。
僕は今でこそ中国語をある程度話せますが、これまでたくさん失敗してきました。
詳しくはこちらの記事で書いてるので、共感していただけたら幸いです笑
- 得意先の中国人約50人の前で、自社の商品説明をする時覚えていた中国語が出てこなくて、時を止めてしまったこと。
- 用意周到に準備した中国語が全然伝わらず、得意先である中国人から冷ややかな目で見られたこと。
- タクシーで行き先が運転手に伝わらず乗車拒否を何度も食らったこと。
- 日本人(Rìběn rén)が何度言っても伝わらず、結局英語で「Japanese」と伝えてやっと理解してもらったこと。
- レストランで服务员(Fúwùyuán)が何度も伝わらなかったこと。
- 数字の一二三四五(Yī’èrsānsìwǔ)・・・の発音が悪すぎて、中国人部下から中国語下手レッテルを貼られかけたこと。
まだまだありますが・・・笑
けど、僕はめげませんでした。
間違ってもいいから、より多くの中国語を話すことを意識しました。
なぜなら、周りにいた中国語を話せない人の共通点は、中国語のアウトプットが極端に少なくて、日本語ばかり使っている人が多かったからです。
間違いに対して、中国人特有の「ア”ーッ」と返されると萎縮してしまう気持ちはすごく分かります。
しかし、聞き取って貰えなかったことは、正確な中国語を身につけるための気づきでもあります。
萎縮せずにその痛みをバネにしましょう。
自分の目的を達成するために(僕は中国語を使って仕事でドヤる)は、人に笑われたり、塩対応されたり、無視されたりするのは必要なスパイスです。
正常な成長過程を歩んでいる証拠ですし、これらの挫折がなければ大きな成長も望めません。
恥をかいてでも、めげずに中国語アウトプットを続けていくと言う気持ちはぜひ忘れずにいてください。
中国語の「独り言」を取り入れよう
最後に僕と嫁氏が実際に取り入れている「独りごと」をおすすめします。
「独りごと」と言うと、なんかブツブツと長文を喋らなければならないの?
と思うかもしれませんが、初心者の方は「発音」「単語」「短いフレーズ」など簡単な独りごとを取り入れましょう。
僕が「独りごと」をおすすめする理由
- すき間時間でできる
- 何の道具もいらない
- 自分の得意・苦手箇所が明確にわかる
- 復習として使える
中国語勉強を始めたばかりの方であれば、先ずは「単語」を中心に「独りごと」を取り入れてみてください。
難しく考える必要はありません!
最近習った「単語」をすき間時間でただ独りごととしてつぶやけばいいだけです。
独りごとをつぶやく際は、下記2点を意識してみてください!
単語の独りごとポイント
▪️声調をしっかりと覚えているか?声調の上げ下げがしっかりできているか?
▪️子音と母音の口の形や、舌の位置、音の出し方は正しいか?
仮に「服务员(Fúwùyuán)」を習ったとします。
ちなみに、この「服务员(Fúwùyuán)」は僕が超絶苦手な発音で、実際に何度も独りごとでつぶやいてきた単語です(笑)
- 声調を意識する。
→ fúwùyuánであれば、2声・4声・2声。 - 子音f (u)を意識する。
→ 「fu」と「hu」を混同しないように。 - 母音u を意識する。
→ uの口の形でしっかりと丸める。
このような発音の基本的な面を意識しながら、独りごとをすることで、簡単に復習することができます。
その上で自分が苦手な箇所を明確になるので、疑問点がある箇所は家で参考書などを使い調べれば解決します。
また、独りごとをつぶやいていくことで、中国語が記憶にも残りやすくなります。
単語の独りごとが定着してきたら、短いフレーズを作ってみましょう。
「店員さん、お会計」
「服务员买单」
(fúwùyuán mǎidān)
「店員さん、ビールまだ来てない」
「服务员啤酒还没来」
(fúwùyuán Píjiǔ hái méi lái)
あとは、自分で使いたいと思ったフレーズを考えて、カスタマイズしていくだけです。
自分が使いたいフレーズであれば、独りごとも楽しくなり、病みつきになりますよ(笑)
初心者が中国語をペラペラになるためのまとめ
「初心者が中国語をペラペラになるために先ずやるべきこと」をまとめてみました。
どれも、具体的な勉強方法に入る前に意識し、取り入れていただきたいことです。
これは僕が実際に中国語をゼロから勉強して喋れるようになった経験の中で、中国語勉強を始めたばかりの方へぜひ取り入れていただきたい内容です。
最後にもう一度おさらいです。
▪️「目的」を明確に設定する。漠然と日常会話ではダメ!
▪️恥をかいてでも「たくさん中国語をアウトプット」する。
▪️すき間時間に中国語の「独りごと」を取り入れる。
毎日の中国語勉強をする前に、「中国語を勉強する自分の目的は?」「恥ずかしがらずにたくさん喋ろう」「復習は独りごとで」を意識してください。
僕がそうしてできたように、あなたも必ず中国語をうまく喋れるようになるはずです。
中国語の勉強方法に関する考え方は、この「最短最速で上達する中国語学習方法」も参考になります。
全200ページくらいなので、2〜3時間程度でサクッと読めます。
この記事でも触れた、中国語を習得するのに必要な心構えや、勉強方法、コツなどが著者の経験を踏まえて分かりやすく説明してくれています。
中国語勉強を始めたばかりで、どのような勉強方法が良いか分からないと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事が中国語初心者の方にとって、お役に立てたら嬉しいです。
それではまた
那我们下期再见!
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