大家好!チュウコツです(@chukotsu_twitter)
このブログを読んで頂いている方は、中国語に興味を持っていて、中国語を喋れるようになりたい!と思っている方がほとんどだと思います。
「最短最速で中国語をマスターしたい!」
「仕事でバリバリ中国語を使えるようになりたい!」
「中国で成功したい!」
たくさんの想いがあると思います。
僕も今でこそビジネスの世界で中国語を使い、仕事をできるようになりましたが、まだまだレベルは高くありません。
事前に話したいことや、あらかじめ質問されるであろう内容を全て中国語に訳しといて、準備を万全にした上で商談に臨んでいるのが現状です。
しかし、結果として中国語を使い世界的な流通企業の台湾人バイヤーと商談を行い、商談を成功に導いているのもまた事実です。
そのような中で、僕はこれまでにたくさんの失敗をし、恥をかいててきました・・・。
思い出したくない内容も多いです・・・。
中国語を勉強している方に少しでも息抜きになれば、自信になればと思い、僕の甘酸っぱい経験談を少しお話しさせて頂きます。
あいさつ逆転事件
中国語の勉強を本当にはじめたばかりの当初、僕は台湾に出張する機会がありました。
その時の僕はピンインすらまともに読めず、四声(声調)の第二声の難しさにイラつきを覚えている時期でした(笑)
先ずは「発音」!!
これを叩き込むべく、ひたすらピンインを覚えていた時期です。
当然、中国語の単語なんてほとんど知らなくて、簡単なあいさつくらいを「ボソっ」と言える程度でした。
本当に「你好」「谢谢」「再见」くらい(笑)
台湾現地では、日本語が流暢な台湾の同僚が同行してくれ、台湾のお客さんへは最初のあいさつ以外、彼女の横で僕はただひたすらフムフム相槌をうっていただけでした・・・笑
(結構、これって辛いんですよね)
大小合わせて、1日で数十社のお客さんへ訪問。
僕はひたすら最初の一言で「你好」、最後の一言で「再见」だけを繰り返していました。
3日間の出張ひたすら「你好」と「再见」の二刀流で過ごしていたのです。
僕の二刀流は宮本武蔵、そして大谷翔平のそれよりも研ぎ澄まされていました。
はじめに元気いっぱいの「你好」
そして笑顔いっぱいで締めくくる「再见」
途中、あなたの「你好」は発音が素晴らしい!という超リップサービス満点のお褒めの言葉を頂いたりしながら、僕はそつなく出張日程をこなしていました。
しかし、僕のボロはすぐに出てしまう。
「你好」と「再见」を駆使しすぎて、
使う時を逆にしてしまっていたのだ(>_<)
台湾人の同僚が慌てて、「チュウコツさん、逆です!逆!」「最初に“再见”言ってどうするンデスカ!」と言われてきづく。
どうやら最終日の最初数回のあいさつは全て逆転していたみたいで、見かねた同僚がやっと注意をしてくれたのです。
僕はなんとも言えない恥ずかしさと、自分のアホさからか唖然としてしまう。
今思うと、僕の中国語に対するとにかく少しでも多くアウトプット(喋る・使う)精神は、この時の恥じらいから始まったのかもしれません。
道聞き完全シカト事件
上海での生活が始まり中国語の基礎力が身につき始めた頃、僕はできる限り中国語をアウトプット(使う)ことを意識していました。
家や学校で習った中国語を実際に使ってみよう!
普段の買い物や飲食店での食事の時は、下手クソなりに少しでも多くの中国語を駆使しました。
「(画像を見せ)これはどこにありますか?」
「これは美味しいですか?」
「これはどんな味ですか?」
今でこそサラッと言えますが、当時の僕はガチガチでした(笑)
恐らく、中国語もメチャクチャだったと思う。
店員さんは、「日本人っぽい外人がアワアワしながら下手な中国語を使っている」ように見えたかもしれません。
しかし、意外なことにも上海の店員さんはほとんどの人が優しく受け答えてくれました。
僕はここでアウトプットすることの大切さを実感したのです。
習ったことを実際に使い、それを磨いていく!
そして、ある日僕は街中でそれをさらに実践してみたのです。
「行きたい場所がどこにあるか人に尋ねてみよう。きっと、優しく教えてくれるに違いない」との思いでした。
しかし、現実はそんなに甘くなかった。
(´∀`)「你好!ここ知ってますか?」
(°Д°#)「あ”ーーーッ!?」
( ;゚Д゚)「え!?・・・(アワアワ)」
ある人は、
(´∀`)「你好!ここ知ってますか?」
( ゚Д゚)「・・・ (スタスタ)」
( ;゚Д゚)「え!?・・・(アワアワ)」
街中の人は優しくなかった・・・(笑)
僕が怪しすぎただけかもしれないけど。
「日本」が通じなかった事件
これは恥ずかしながらつい最近の話しです。
中国語を勉強してもう4年になっていたその時、僕は上海出張で、ある得意先の会合に招かれていました。
その時、初めて会う得意先の担当者との会話
(*゚ー゚)「ユー達どこから来たの?」
(´∀`)「あ!日本(Rìběn)です!」
(*゚ー゚)「あ”ー!リバア?」
( ;゚Д゚)「日本(Rìběn)!」
(*゚ー゚)「あ”ー!リバア?」
( ;゚Д゚)「日本(Rìběn)、日本(Rìběn)」
(°Д°#)「あ”ー!どこやねん?」
7,8回「日本(Rìběn)」と言っても聞き取ってもらえない・・・
最終的に僕はこう言いました・・・
(>_<)「Japan!」
(*゚ー゚)「おー!日本(Rìběn)」
(>_<)「没错,日本」
隣には上司もいたし、なんとも言えない恥辱感を味わった瞬間でした(笑)
一方で中国語発音の難しさを改めて実感したのと、僕は中国語がまだまだなんだなーとも思わせてくれた経験です。
自分が「足りていない」ことを知ることはとても大切なことです。
その気づきが改善を生み、自分を成長させてくれるからです。
プレゼンフリーズ事件
上海で仕事をしていた時、大手得意先の営業部門へ自社商品のプレゼンをする機会がありました。
当時の僕はある程度の中国語を使えるようになっていましたが、人様の前でカンペ無しで中国語を使いプレゼンをするレベルまでは全然達していません。
しかし、僕は「いい機会だ!」と思い、当日は事前に話す内容をまとめてはいたものの、カンペを見ずにプレゼンを実行しました。
当日のプレゼンは、最初の掴みは良かった!
笑いをとり、そこから一気に注目度が上がったのです。
そこから僕はあることを思ってしまう。
「5〜60人の中国人に見られてる。うまく喋れるのか!怖い・・・」
緊張が一気に大きな絶望感へ変わった瞬間でした。
そして、頭に入れていたはずの中国語が出てこなくなってしまったのです。
最初は余裕を装い、それっぽくこなしていた僕でしたが、ボロがで始めた後は、メチャクチャでした。
見かねた得意先営業部門の管理者である日本の方が、「まとめてある物を見ていいですから、ゆっくり!」と声をかけて頂いたのを今でも鮮明に覚えています。
そこからはボロボロなりにプレゼンを終えました。
このプレゼンには僕の部下であった中国人も参加していて、プレゼン後に彼が肩を叩きながら「緊張しすぎだよー大丈夫!大丈夫」と優しく慰めてくれました。
その時は何とも言えない惨めな気持ちでしばらくは引きずりました。
この時もまた自分の「足らず」を思い知らされたのです。
チャレンジは良かったものの、事前準備をより多くしておくべきだったし、もしもに備えて当日はカンペを用意しておくべきでした。
ただ、それでも言えることは、「やって良かった」「あの時人前で中国語を使って良かった」「打ちのめされて良かった」です。
この時の経験がなければ、僕はここまで中国語を熱心に勉強してこなかっただろうし、ここまで中国語が上達できていなかったと思う。
最後に
まだまだたくさんありますが僕の恥ずかしい経験をほんの一部紹介させて頂きました。
中国語を早くペラペラに喋れるようになりたい!と思う人は、楽して綺麗に最速で喋れるようになれると思っている人も多いです。
っていうか、僕がそうでしたから(笑)
しかし、実際にはそう甘くないということです。
「あなたの中国語ワカンナーイ」
「あなたの中国語オカシー」
などと笑われながら、時にはバカにされながら磨かれていくのですよ。
そこで、止まるか?それとも突き進むか?
僕の周りの中国語がとても上手な人は全員「後者」です。
ですので、今中国語を勉強しているのであれば、恐れずにどんどん外でアウトプットしていくことを意識して下さい。
嫌な思いをする事も多々あるかと思いますが、そんなのは一瞬で過ぎ去ってしまいます。
そして、継続したその先には一生で使える能力が備わっていきます。
今中国語を勉強しているのであれば、ぜひアウトプットをたくさんする事を意識しながら、中国語勉強を進めていただきたいです。
アウトプットするには、こちらの記事もご参考下さい。
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この記事があなたの中国語上達に少しでもお役に立てたら嬉しいです。
それではまた
那我们下期再见!
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