HSK対策

2年前に失敗したHSK6級にもう一度チャレンジしてみようと思う話し。

大家好!チュウコツです。

皆さんはHSKを受けたことありますか?

ちなみに僕は2018年にHSK6級を受けたことがあり、その時は不合格を突きつけられています・・・。

僕は現在、中国語をビジネスレベルで使えている状態ですが、2年前にHSK6級で不合格だったのも事実です。

そこから、HSKは受けていなく、僕の中で一つの黒歴史となってしまいました(笑)

最近、ツイッターで「HSK6級は半年で余裕!」などというツイートをよく見かけ、僕もいろいろと考えさせられることがあったので、この記事ではHSK6級に関して過去の経験も踏まえてまとめてみました。

記事の要約

  • HSK6級の概要がわかる
  • 僕がHSK6級を失敗した理由
  • HSK6級へ向けてやるべき事
  • 結論:HSK6級は中国語レベルアップに必要なので、もう一回挑戦する!

HSK6級のレベルはどれくらい?

HSKの公式ホームページはこちら https://www.hskj.jp

HSKは6つの級に分かれていて、6級が最難関の資格にあたります。

HSK6級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストです。
「中国語の音声情報や文字情報を不自由なく理解することができ、自分の意見や見解を流暢な中国語で口頭または書面にて表現することができる」ことが求められます。

参照:HSK公式ホームページより

HSK6級に求められるレベルは、

  • 中国語だけで、なんの不自由なく意思疎通を図れるレベル。
  • 中国語だけで、仕事の商談・プレゼンを行うことができるレベル。

こんな感じですね。

学習目安

5,000語の中国語単語とそれを使った文法が求められます。

簡単な会話ができるのに必要な単語量は「1,000語」程度(HSK4級レベル)と言われているので、その5倍必要になります!

点数と評価

リスニング(聞き取り)、リーディング(読解)、ライティング(作文)の3つに分かれ、それぞれ100点で合計300点満点。

※6級では、成績に合否はなく点数のみ記載されます。但し、6割(180点)以上の点数で能力を有していると判定されます。

試験内容

※HSK公式ホームページより引用

 

最初の2つ「聞き取り」と「読解」はマークシート方式です。

注意が必要なのが、3つ目の「作文」です!

最初に文章が与えられ、その文章を10分間黙読し、400文字程度で要約する作文となります。

画像の赤線で囲んだ箇所が要約する対象の文章です。


この文章を10分間かけて黙読し、与えられた回答用紙に文章の要約を400文字程度で自分の中国語で書いていきます。

黙読の10分間が過ぎると、文章は回収されます。

また、黙読中のメモは禁止です!文章内に出てくる単語などは頭の中で覚えておく必要があります。

HSK6級をとれば中国語ペラペラになる?

「HSK6級合格と中国語ペラペラ」は必ずしもイコールではないです。

話す(スピーキング)技能が問われないHSKでは、読み・書きが大半を占めていて、これは漢字に慣れている日本人に超有利です。

「TOEIC高得点で英語全然話せない問題」と同じで、HSKも語彙数とある程度の対策ができていたら、点数は取れます。

事実、HSK6級を取得している知人が数人いますが、中には「これで6級か・・・」と思ってしまうくらい話せてない人もいます。

しかし、最難関であるHSK6級となると、インプット学習もかなりの量が必要です。

「発音・単語・文法」の基礎は当然ながら、速読力と作文力も求められるので、初心者ではまず受からない内容ですね。

HSK自体は、中国語の基礎を学習していくのにとても有効的な検定なので、「中国語を何から勉強していいかわからない!」という方は、HSKを活用しながら勉強していくことをおすすめします。

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僕がHSK6級を受けるまでにしたこと

プロフィールにも少し書きましたが、僕はHSK6級の試験へ向けて、対策となる勉強をしてきませんでした。

中国語をゼロから勉強して約2年半、仕事でもちょいちょい中国語を使えるようになっていたので、その延長でHSK6級もイケると過信していました。

https://chukotsu.com/aboutme/

これで受かっていたらカッコよかったけど、現実はそんなに甘くなかった・・・( ;゚Д゚)

僕が実際にやったのは、既にHSK6級を合格していた嫁氏から過去問を借りて、試験前の1週間前に数回使ってみた程度。

その時、過去問を開いてみた感想は、、、

「めっちゃムズイな・・・」と思い震えていたのと同時に焦りを感じたのを今でも覚えています。笑

過去問を開いたその時に一番思ったのが、「圧倒的に語彙量が足りていない」でした。

  • 語彙量(HSK6級向け5,000語)が不足。
  • 過去問を使った勉強時間が不足。

HSK6級の結果と考察

良い結果でないので、参考にならないかもしれませんが、僕の失敗が少しでも今勉強中の方のヒントになればと思い、全部ぶっちゃけていきます!

結果

HSK6級の点数は「合計176点」・・・

  • 聞き取り:54点
  • 読解:62点
  • 作文:60点

なんともお恥ずかしい。

けど、恥ずかしがっていても意味がないので、この結果を次へと活かして進むべく、振り返っておきます。

考察

まず、先にも述べましたが、過去問を開いた時点ですぐに感じたのが圧倒的な語彙不足」!

その感じが、試験結果にもモロに出ていました。

「聞けない!」「読めない!」状態だったのです。

そもそも僕の中国語能力がただ低いだけじゃね?とか思われるかもしれませんが、そこは一旦置いといて、僕の結果が悪かった主なポイントをまとめてみます。

  1. 語彙(HSK6級向け単語)不足
  2. HSK6級対策の不足
  3. リスニングの能力不足
  4. 作文の練習不足

 

僕の場合は、②のHSK6級対策をしっかりとやっとけば、180点は取れていたと思います。

「HSK6級に受かる」ことをとにかく目的として、即効性を求めるのであれば、まずは①②を徹底していく必要があります!

HSK6級では5,000個の単語量が求められ、HSK5級の2,500個から、一気に量が増えます!

そのため、HSK6級を合格(180点以上)するには、6級専用の語彙量をインプットしておくことが必要条件だと考えています。

その上で、HSK6級対策の勉強、自分の苦手パートの勉強を進めていく必要があります。

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まとめ、これからやる事

一度失敗している僕が言うのもなんですが、こう振り返ってみるとHSK6級はやはり難しいですね。

実際に実現している人がいるので、全否定する気はないですが、「HSK6級は半年で余裕」はちょっと無理があるかな・・・。

ゼロから中国語の勉強をはじめ、上海で午前は大学の留学生コース、午後は中国語学校に通い、毎日みっちり中国語を勉強していた嫁氏でも、HSK6級の取得には1年3ヶ月かけています。

嫁氏の場合は事前に「HSK口頭試験高級」という、スピーキングの試験にも合格していて、試験だけではなく実践でもペラペラレベルでした。(´∀`;)ノ

HSKK口試(高級)の詳細はこちら HSKK口試

 

とにかくHSK6級の合格(180点以上)が優先!という方は、HSK6級向けの単語5,000語をある程度覚えている状態で、過去問を中心に勉強していけばいいと思います。

 

と、かなり抽象的ですね・・・(笑)

 

なので、僕が実際にこれからHSK6級合格へ向けて実践していきます!

HSK6級合格へ向けて、どんな勉強方法がいいのか?

「なにを?」「どのように?」「どれくらい?」勉強したらいいのか。

 

2年前に失敗したHSK6級にもう一度チャレンジしてみようじゃないか。

これを乗り越えて、さらに中国語のレベルを高めていこう!

その実践を通して、良い点・悪い点を皆さんに少しでもシェアしていきたいと思います。

今日はそんなお話しでした^ ^

 

それではまた
那我们下期再见!

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