こんにちは。嫁氏です。
今日は私の自己紹介をさせてください。
といっても、好きな食べ物はお寿司で、特に貝類が好きで……なんてことは皆さんあんまり興味がないと思うので(笑)
私が中国語と出会ったきっかけや、どういう気持ちで中国語と向き合ってきたかという話を交えながら、自分のことを書いていきたいと思います。
これから中国語を勉強しようと思っている方、今まさに中国語を勉強している最中の方へ、中国語勉強に対する何かしらのヒントになれば嬉しいです。
中国語との出会い
私はもうすぐアラフォーに突入する女性です。
今は在宅フリーランスで中国語翻訳者をやっています。
出身は大阪で、大学卒業までは地元大阪で過ごし、仕事を始めてからは日本国内の数都市を転勤しつつ、充実した仕事人生を送っていました。
チュウコツとの結婚を機に退職し、中国上海に移住しました。
そうです。私はいわゆる駐在妻だったのです。
当時30代前半。それまではわりとバリバリ働くタイプだったのですが、まさか自分の夫になる人が海外勤務になるなんて!!といいつつも、けっこう期待に胸膨らませて中国にいった前向きな性格の持ち主です。ハイ。
チュウコツと結婚するまでは独身生活を謳歌していました。
趣味はダイビングと動画編集。安い航空券を見つけては南の島に潜りに行っていました。GoPro片手に綺麗な景色を撮っては帰国後お酒を飲みながら何時間も編集作業(これがまた幸せ……♪)
ここまで中国語は一切出てきませんよね。ハイ。私、中国語の学習を始めたのは上海に行ってからです。
ですので、私はこれまで学生時代から中国語勉強をバリバリしてきたり、日本の中国企業でバリバリ勤めてきた、などの経歴があるわけではありません。
そう言う意味では、少し皆さんに近しいかもしれません。
中国語を本気で勉強するには?
突然ですが、皆さんはなぜ中国語を勉強しているのですか?
大学の授業だから。資格を取りたいから。仕事で必要だから……。色々ありますよね^ ^
もうひとつ質問させてください。
今、本気で勉強していますか?
私の個人的な考えですが、中国語に関わらず、何かを本気で勉強するときって理由は2つだと思うのです。
1つはめちゃくちゃ焦っているとき。例えば受験など期限が迫っているものや、どうしても仕事でできるようにならないといけないとか。
もう1つは楽しくてはまりまくっているとき。何かよくわからないけど、これやってるときがメチャクチャ楽しい!ってとき、ありますよね。
私が中国語の勉強を始めたきっかけは前者です。そう、焦っていたのです。
何に焦っていたと思いますか?
中国移住にあたり仕事を辞めたので、帰国後のために手に職をつけねば!!と焦っていたのです。
そこで、前からやってみたかった語学(中国語)を本腰入れて勉強するぞ!って決めて、上海で毎日勉強していました。
最初はこんなきっかけだったのですが、気が付けば中国語の魅力にどっぷりはまり、何かやればやるほど面白いなーと感じるようになってきました。
きっかけは前者の「焦り」からだったのですが、勉強を進めていくうちに後者の「楽しい」も加わり、本気で中国語勉強を継続してきました。
中国語自体の面白さもあり、中国語が少しわかるようになってからその先に見える中国という国が魅力たっぷりだったのだと思います。
日本とは全く違う考え方だったり、表現だったり。中国語がわかるようになると、自分で直接それに触れることができて、そういう体験が新鮮で嬉しくて、学習がより加速していったのだと思います。
中国語勉強は今でも翻訳業の傍ら継続しています。
といっても、中国語のコラムを読んだり、中国のニュースを聞いたりと、中国語に触れる機会を増やしているような感じです。
参考に私が普段読んでいる中国のコラム雑誌をアップしておきます。
私が普段聞いている中国語ニュースはこちらの記事をご参考ください。日本でも無料でいつでも聴くことができます。中国語の発音とリスニング力を高めるラジオアプリ3選!
上海での中国語勉強
上海では大学の留学生コースに通っていました。
毎日大学に行って中国語を勉強し、家に帰ってからは復習や宿題を必死にこなしていました。
日本人が中国語を学べる大学(外国人に開放されている留学生コース)はたくさんあって、それぞれの大学にカラーがあります。
ゆるふわ体制の大学もあるのですが、私はしっかり勉強できるそこそこ厳しめの大学を選びました。今思うと大正解だったと思います。
駐在妻ってビザの関係で就業できないので、その分何かを身に付けることに思いっきり時間を使えます。
有難いですね……ホント。何年も長い間仕事に追われまくっていた私。こんなに自由な時間があるなんて奇跡!と思って必死こいて勉強していました(笑)
といいつつもたまーに駐在妻らしく優雅にランチとかしていましたよ!けど、そういうのがあんまり合わずに奥様の集いみたいなのには全然行かず、最後まで友達めっちゃ少なかったです…(笑)
そんなこんなでついに帰国の日がやってきました。私はチュウコツよりも遅れて中国に移住したので、上海に住んでいた期間はちょうど2年半。正直、もうちょっといたかったよーー!という気持ちはチュウコツにもバレバレでしたが(笑)たぶん何年住んでもそう思うんだろうなと思いつつ上海の生活に別れを告げました。。。
中国にいる間に「HSK6級」、「HSK口頭試験高級」に合格できたことはよかったです。
ちなみにHSK6級は上海に行って1年3カ月で合格しました。
これ、一見すると早く見えますが、考えてみてください。
一日中時間を自由に使えるとなると、例えば一日3時間しか勉強できない社会人と比べると、3倍以上の時間を使えます。
例えば仕事しながら勉強して4年ぐらいかかるとするなら(きっと6級に受かる期間の平均ぐらいですよね)、その3分の1の期間で受かるのはある意味妥当なラインです。
何が言いたいかというと、「語学勉強に近道はない!」です。
勉強に取り組んでいる時間は、日本で勉強している人と大差がないと思っています。それが私の場合は、勉強に集中して、短い期間で詰め込むことができたのです。
でも、同時に言えることは、そこには色々な工夫があったということ。
中国の大学で中国語を学習していたのですが、現地の先生方(もちろん全員中国人)は本当に優秀でした。「なるほど!」とうなりたくなるような理解しやすい方法で中国語を教えてくれました。
それをたくさん取り入れることで、結果がついてくる時期も前倒しになったと思います。
ほんの小さな工夫なのですが、これは特に役立った!というものをこのブログでもシェアしていく予定です。
あと、皆さんにひとつアドバイスさせて頂きたいのですが、語学勉強を進めていく中での失敗は怖がらないで、前向きに進んでいってください。日本人はシャイ過ぎます。
早く中国語を喋れるようになりたいのであれば、人前でたくさんアウトプットしていくことが大切です。
私はアウトプットの一環として某中国語スピーチコンテストに応募し、そこで見事に準優勝という結果を残すことができました。
しかし、その挑戦と成果の裏にはたくさんの失敗をしています。
大学の先生にスパルタ特訓を受け泣きそうになったことも、大学の授業でみんなの前でスピーチ練習した時に失笑を受けたことも多々あります・・・。
それでも、前向きに「今できないことはできない!できるようになるよう頑張ろう」という気持ちで勉強を続けてきました。
周りの人より少しだけ中国語の習得が早かったのは、こういった小さな挑戦と失敗の繰り返しがあったことを皆さんにお伝えしておきます。
最後に
日本に帰ってからはフリーランスの中国語翻訳者という道を選びました。やっぱり中国語が好きですし、日本に帰ってからも、もっと中国に触れていたいと思ったからです。
中国って、はっきりいって好き嫌いが分かれる国だと思います。けれども、探求心を持って覗いてみてください。こんなに奥深くて魅力たっぷりの国はないと思います。
そんな思いを一人でも多くの人に感じてもらいたくて、最初の架け橋となる中国語の学習をサポートするブログで皆さんのことを応援したいと思っています。
こんな私の経験でもいつか誰かのお役にたつことがあれば、私自身とても嬉しいです。
以上、嫁氏でした!