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中国語発音の参考書【音が見える!中国語発音がしっかり身につく本】レビュー

大家好!チュウコツです(@chukotsu_twitter)

中国語は発音が超大事!んなことはわかってて、中国語発音の基礎は勉強し終えた。

けど、なんかまだ自分の発音が正しいのか自信がなくて、もう少し発音を勉強したい!

なんかいい参考書ない?

そんな人におすすめしたい「中国語発音がしっかり身に付く本」がありました!

先日、本屋に行って、中国語コーナーの本をパラパラと読んでいたら、「これはいいなぁ!」と思った参考書です。

それが「音が見える!中国語発音がしっかり身につく本」です。

この本のおすすめポイント

  • 苦労して学んだ発音の基礎がより実践的に使えるようになる
  • 視覚的に発音を見て発音の理解が深まる
  • 声調がうまくなる
  • 短いフレーズの発音がうまくなる
  • 日本人が特に苦手な発音箇所がうまくなる

実際に「音が見える!中国語発音がしっかり身につく本」を使ってみたので、この記事でレビューします。

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どんな参考書か?

「音が見える!中国語発音がしっかり身につく本」は、発音の基礎をひと通り勉強した方が、より実践的に使えるようになるための参考書です。

中国語の発音は難しいですが、その基礎は勉強してきましたね。

ですが、おそらく1,2ヶ月やそこら発音を勉強しても、それは「知っているだけ」で実践的に使えるようになっていません。

それだけ、中国語の発音を定着させるのは難しいです。

本書は3つのポイントを通し勉強していくことで、難しい中国語発音をより実践的に使えるようにすることができます。

  1. 日本人の発音しにくい音に集中した学習内容
  2. 難しい声調(四声)をビジュアルでとらえる
  3. 3ステップで文を少しずつ長くして発音を定着する

 

中国語のピンインを構成する「母音」「子音」「声調」の中でも、特に日本人が苦手とする「ここ!」にフォーカス。

中国語発音の中でも難しいと言われている声調をビジュアルで見せることで、より発音力の向上が図れる。

1音節や2音節の基礎から、実践的なフレーズと徐々に文を長くする3ステップで、音をつなげて話す練習が無理なくできる。

参考書の中身全体感

本書は4章に分かれて構成されてます。

  1. 第1章:発音の全体像を知ろう!
  2. 第2章:日本人が苦手な母音・子音はここ!
  3. 第3章:日本人が苦手な声調はここ!
  4. 第4章:音をつなげる3ステップトレーニング

また、本書は付属のCD音声とは別に、サイトからの音声ダウンロードも可能です!
※連携サイトaudiobook.jpでの会員登録(無料)が必要

第4章「3ステップトレーニング」向けには、「中国語ノーマル音声」、「中国語スロー音声」、「日本語→中国語ノーマル音声」と、かなり手厚い音声フォローが便利です!

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良いところ

本書は何と言っても「声調(四声)」の説明とトレーニングが手厚い!

本書を使いしっかり勉強したら、声調はかなり理解でき、うまく発音することができるようになります。

本書のコンセプトでもある「音が見える!」にこだわり、声調は「高低・声出しの位置」を矢印を使い、見て分かるようにしてくれています。

声調って頭ではその理屈がわかってるけど、いざ自分で発音してみると「正しいのか、間違ってるのか?」自分ではよくわからないんですよね・・・。

特に中国語勉強をはじめたばかりのとき。

本書は、日本人が特に苦手な箇所にフォーカスして、どこに気をつけるのか?を初心者目線でまとめてくれています。

声調に関しては、「2音節」「3音節」と各シチュエーション別(3声+1声など)で、ビジュアルを生かしたわかりやすい説明と、トレーニングがとても手厚く用意されています。

中国語発音マスターもかなり、声調を詳しく説明してくれてましたが、本書はそれを超える量と質ですね!

 

また、第4章では発音の実践力を磨くことができる「3ステップトレーニング」が約100ページも用意されています!実用的な中国語300フレーズ掲載!

本書を使いしっかり勉強したら、実践できれいな発音を使えるようになることができます。

発音が難しくて実用的なフレーズを3ステップに分けて、見て!聞いて!トレーニングすることができるのです!

こんな感じです↓

  1. 「私は行きます」
  2. 「私は“そこに”行きます」
  3. 「私はそこに行き“ません”」

先ほど少し触れましたが、CD音声も「スロー」「ノーマル」「日本語→中国語ノーマル」と多く用意されているので、音読やオーバーラッピングのトレーニングに最適です。

第4章の中国語300フレーズと音声を使い、毎日オーバーラッピングを繰り返してみましょう。

発音がどんどんキレイになっていきますよ!

悪いところ

悪いところというか、個人的な注意点として、本書は中国語発音の参考書1冊目にはおすすめしません!

中国語の発音?ピンインってなに?

このような中国語発音の基礎が全くわかっていない方は、本書を1冊目として手に取るべきでないと思います。

本書はピンインの説明が弱いからです。

「母音」「子音」が全て網羅的に詳しく説明されていません。

日本人が苦手な母音・子音として、「e」「en・eng」「h (u)」などの説明はありますが、「母音 (39個)、子音(21個)」の詳しい説明が全てあるわけではないです。

中国語発音の基礎は、「母音 (39個)、子音(21個)」をパーツとして全て発音できるようになるところからスタートします。

その勉強に本書は不向きです。

「母音 (39個)、子音(21個)」の中から、日本人が苦手な母音・子音に絞って説明してくれていますが、そこには口の形を表す写真やイラストがなくて、超初心者にはわかりずらいです!

そのため、ピンインわからない!声調わからない!などの超初心者の方は、今の段階で本書を発音のメイン参考書として使うべきでないと思います。

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こんな人におすすめ

基礎的なピンイン勉強は終えたけど、まだ自分の発音に自信がなくて、あともう一冊発音の参考書を買おうと思っている方。

ちょっと長くなっちゃいましたが(笑)、以下のような方はぜひ手にとって欲しいです。

  • 発音を勉強している
  • 一通り発音の基礎を勉強し終えた
  • 発音に自信がない
  • 特に声調の勉強をもっとしたい
  • 発音参考書を1冊は持っている
  • ピンインは発音できるけど単語ではうまく発音できない

 

良いところにも書きましたが、本書を使い勉強することで、「声調」が格段に上手くなり、「実用的なフレーズ」の発音が段階的に上手くなることができますよ!

まとめ

「音が見える!中国語発音がしっかり身につく本」に関して、最後にもう一度まとめます!

本書は発音の基礎をひと通り勉強した方が使うと、発音のレベルを1ランク上げることができ、より実践的に使えるようになるための参考書です。

中国語の発音は一度勉強した!という方には、レベルアップ本としておすすめします。

「第3章の日本人が苦手な声調はここ!」、「第4章の音をつなげる3ステップトレーニング!」、それと「数種類ある手厚い音声」を使いトレーニング(オーバーラッピングがおすすめ)していくことで、間違いなく1ランク上のきれいな発音を話すことができます。

一方で、中国語の発音を全く勉強したことがない超初心者の方には、網羅性が弱いのでおすすめしません。

超初心者の方にはこちらの発音参考書がおすすめです!

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この記事が中国語勉強のお役に少しでも立てたら嬉しいです。

それではまた
那我们下期再见!

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