大家好!チュウコツです(@chukotsu_twitter)
中国語の「リスニングが苦手」「聞き取れない」
初心者であれば必ず出てくる悩みですよね。
その原因は超シンプル。
知らない単語がある
知らないフレーズがある
スピードが早すぎる
コレです。
1、2個なら問題ないですが、知らない単語が多くなると、聞いて「??…」とちんぷんかんぷんになっちゃうんです。
極論は「知らない単語・フレーズをなくしていく」「スピードに慣れる」。コレです。
しかし、こんな極論を言われてもしっくりきませんよね。
そこで本記事では、中国語のリスニング力を爆上げする勉強方法を具体的に紹介します。
- (教材は)何を使うのか?
- (教材は)どう準備するのか?
- (教材は)どう使うのか?
こんな感じでかみ砕き、具体的に紹介。
中国語がなかなか聞き取れなく、リスニング勉強に悩んでいる方はぜひ参考にしてみて下さい。
もくじ
結論:子供向け中国番組を使う
(教材は)何を使うか?
結論は「子供向け中国番組」を使います。
理由はこのツイートでもつぶやきました。
リスニング強化には、子供用動画・音声を使うのがおすすめ。
「リスニング苦手」「聞き取れない」原因は、知らない単語とフレーズがあるか、多いから。子供用動画なら、
✔️単語とフレーズが簡単
✔️ゆっくり
✔️短い
なので、教材として使いやすいし、挫折せずに継続しやすい。 pic.twitter.com/pgD8rL2peR— チュウコツ🇨🇳@中国語情報をお届け…✒️ (@chukotsu) January 15, 2023
「簡単、ゆっくり、短い」
「子供向け中国番組」を使うことで、「聞く」ハードルを下げるのです。
ゆっくりの音声を聞いたり、文字で見たら「あ!なんか分かりそう」となったりしませんか?
この状態を使いましょう。
多くの人が、映画やドラマなど大人向けの番組を使い、リスニング力を鍛えようとします。
「めっちゃ好き!」「推しに会いたい!」
こんな方ならいいかもしれません。
その気持ちはとても大きな動力となるので、ぜひ大切にして下さい。
しかし、大人向け番組の映画、ドラマはいかんせん「難しい、早い、長い」んですよ。
最初はやる気があっていいかもしれませんが、徐々にしんどくなってきて、最終的に勉強もやめてしまう。
そうなったら意味がないですよね。
コレを解決するのが、「子供向け中国番組」なんです。
「簡単、ゆっくり、短い」
子供向け中国番組はこの3つが揃っていてナイス!
ここからは、僕がおすすめする「子供向け中国番組を使った勉強方法」を紹介します。
リスニング力が爆上がりする教材
(教材は)どう準備するのか?
先ずは、「子供向け中国番組」を用意します。
アプリを使えば、無料で簡単に子供向け中国番組を見ることができるのです!
中国アプリ「喜马拉雅(シマラヤ)」
中国の音声配信最大手の「喜马拉雅」
「人民日报」は、全番組に中文スクリプトがあるのが最高です。
上の画像にある「正文」をクリックすると、各番組の中文スクリプトが見れます!
YouTubeにも子供向け番組はあります。
ただ、数は結構少なく、中文字幕付きの作品も限られてきますね。
そんな中、「ペッパピッグ(中国語名:小猪佩奇)」という作品は、とても使えます!
1話が5分くらいと適度な長さで、同じフレーズの繰り返しも多いので、中国語勉強にも使いやすい。
YouTubeで「小猪佩奇」と検索
子供向けアニメなので、とても見やすいです!
ディズニープラス
有料になりますが、ディズニープラスを使うという選択肢もあります。
価格は、月額990円とNetfrixのベーシックプランと同額。
ディズニープラスは、子供むけの作品も多く、理解しやすく、優しい作品が多いです。
例えば、「ミッキーマウスクラブハウス」
ミッキーが視聴者である僕に、中国語でゆっくりと話しかけてくるようなシーンが多く、楽しく中国語を聞き、中国語字幕をおってしまう作品です!
ディズニープラスなら、こんな子供向け番組もあるのです。
ただ、中国語完全対応品の数はまだ多くないなどデメリットもあるので、詳細はこちらのレビュー記事を参考ください。
▼「ディズニープラスを使った中国語勉強」の記事はこちら
ステップ2 「中文スクリプトを書く」
ここからが大切なステップです!
事前に必ず「ノート」と「ペン」を用意しましょう。
番組を一通り「見て、聞き」終わったら、次にノートに書き出していきます。
「音声を聞きながら」と、欲張らなくていいです。見て、書くことに集中しましょう。
自分で書くことで、「聞いた中国語の音」「見た中国語」を整理していくんです。
どんな漢字なのか?
聞いた音と漢字がどう結びついてるのか?
聞き取れていない単語やフレーズが何なのか?
こんなことが整理されるようになります。
「中国語音声を全て自分で書く」コレをやってみて下さい。
ステップ3 「知らない単語・フレーズを調べる」=「精読」
自分で書いた中国語を見て、意味が分からない単語は、辞書で意味を調べます。
漢字の意味はわかっても、ピンインや声調があいまいであったら、その単語も必ず辞書で調べましょう。
書いた漢字を「正しく発音できるか?」
書いた漢字の「正しいピンインと声調を暗記できているか?」
コレらが抜け漏れていないか、ステップ3で確認していくのです。
ピンインは、中国語の上に書き出します。
こんな感じで、不安があるピンインは、中国語の上に書き出しておきましょう。
自分で正しく発音できない中国語は、正しく聞き取りできません。
コレが真理です。
そのため、正しく発音できるようになるため、正しいピンインと声調をしっかりと調べておくのです。
コレは「精読」という学習内容ですね。
▼「精読のやり方、効果」などの詳細はこちら
精読は、ほんとに大切な学習方法です。
地味で手間に感じるかもしれませんが、精読がなければその後の学習効果もなくなるので、必ず取り入れましょう!
ステップ4 「聞く」「シャドーイングする」
精読までしたら、最後に「聞く・発音する」を繰り返します。
ひとことで言うと、「シャドーイング」を徹底して繰り返す。コレです。
▼「リスニングに効くシャドーイング」の詳細はこちら
ステップ3で「精読」までした状態であれば、音読もでき、その中文の日本語訳も理解できている状態です。
ただ、それだけでは「使える中国語」じゃないんです。
そこから、聞ける、発音できる「使える中国語」にするため、ここでシャドーイングを繰り返しましょう。
「ステップ1で土地を耕し」「ステップ2〜3で種まきをし」準備をしてきました。
「ステップ4ではシャドーイングという水をあげ」、花を咲かせていくレッスンです。
なので、「リスニング力を爆上げする」には、ステップ1〜4の一連のレッスンが必要なんです!
どれかだけやってもダメだし、欠けていてもダメ。
準備であるステップ1〜3を終えたら、シャドーイングを繰り返し行います。
どこまで繰り返すのか?
目安として、対象の子供向け中国番組の内容が、70〜80%以上聞き取れるまで繰り返します。
経験上、コレくらい聞き取れていたら、その番組内容は「理解できている」状態です。
自信を持って、次の番組に進みましょう!