大家好!チュウコツです(@chukotsu_twitter)
僕は2017年から中国語日記を書いてるんですが、その効果もあり今では中国語をビジネスレベルで使えています。
外国語で日記って聞くと、ハードル高い!
って思いますよね?
けど、実際にやってみるとそんなに難しくありません。
その日にあった事実事項を超簡単に書ける範囲で書いていけばいいだけですから!
「我今天7点起床了(今日は7時に起きた)」
とか、まずはこんな1行でいいんですよ!最初から欲張ったらダメですね(笑)
「日記を書いて身につける中国語日記」は、そんな中国語で日記を書くための情報が網羅されている参考書です。
「手取り早く中国語日記を習慣化できそうだな!」と思い、僕は本書を購入しました。
結果として、本書を使いながら中国語日記を継続できたので、その内容には超絶満足しています。
この記事では、「日記を書いて身につける中国語日記」を実際に使ってみたレビュー内容をまとめてみました!
もくじ
中国語勉強に日記を取り入れた方がいい理由
本書のレビュー前に、まずは「中国語勉強に日記を書くメリット」に触れます。
中国語をペラペラになるには、オフライン時で中国語の会話のストックをいかに作っておくかが大切です。
その「オフライン時での中国語の会話のストックを作る」には、日記を書くことがとても有効なんです!
ブログにも書いたけど、「中国語を流暢に話せるようになる」には、日記などのオフラインでの練習が重要!
普段から自分の行動や感情を表す言葉を探して、落ち着いてまとめて書く📝この積み重ねがたくさんのストックを作り、いつか話す時に役立つ。1日1行でもいい!お試しを😊https://t.co/HicQBYdrEo— チュウコツ@2度目の上海赴任予定🇨🇳 (@chukotsu) November 1, 2020
普段から自分の行動や感情を表す言葉を探して、中国語でまとめておく!
これが超重要!
これができていない人が、いきなり実践で流暢に中国語をアウトプットするのは難しいです。
詳しくはこちらの記事で書いているので、中国語日記のメリットに興味がある方はぜひご参考に!
▼中国語日記を取り入れた方はいい理由の詳細はこちらから
「日記を書いて身につける中国語日記」の概要
中国語日記を書くのに、おすすめしたい参考書である「日記を書いて身につける中国語日記」がどんな本なのか?をまとめていきます。
本書のコンセプト
「日記を書いて中国語を身につける」が、本書のコンセプトです。
普段の生活で体験したことや自分の考えを中国語日記として書いてみる。自分ごと化した日記を通して、中国語に触れ、レベルアップしていこうという本ですね。
中国語を使った、
- 日記の書き方
- 日記に使いたい文法・表現
- 日記での感想・印象の表現方法
などを学べます!
本書は、入門レベル(中国語を半年くらい学んだ)の中国語学習を終えた初心者から、初級〜中級者(大学などで1〜2年学んだ)を読者として想定しています。その日の行動を簡単にメモする程度のところからはじめ、日々に生活の中で感じたことや、もう少し複雑な、さまざまな体験を通して得た印象や考えを簡潔に記すところまで、表現できる幅を徐々に広げていく構成を取ります。
参照:本書の「はじめに」より
Amazonでのレビュー
2020年11月時点でのAmazonレビューを見てみました。
星4.5と高い評価を得ていますが、正直レビュー数がまだまだ少ないですね。
本書の構成
本書は7つの章に分かれて構成されています。
- 第1章:基本的な文の組み立て方
- 第2章:日記を書くのにぜひ覚えたい文法や表現
- 第3章:日常の動作・状態を述べる
- 第4章:日記を書くのに役立つ表現
- 第5章:感想・印象を述べる
- 第6章:気持ち・心の内・考え・意見を表現する
- 第7章:中国人の日記
と、結構なボリューム!
日記の書き方でこんなに内容いるか?
と思うかもしれませんが、本書は「文法の説明」がかなり丁寧に用意されているのです!
などと、こんな感じで中国語日記を書くのに覚えておきたい文法も一緒に勉強することができます。
基礎文法を勉強し終えた後の復習にも、ちょうどいい内容と量だと思います!
基礎文法を勉強するのであれば「Why?にこたえるはじめての中国文法書」を超絶おすすめしておきます。
中国語学習者なら「文法参考書兼辞書」として、必ず1冊は持っておいた方がいい本だと僕は思っています。
▼「Why?にこたえるはじめての中国文法書」のレビュー記事はこちら
本書の良いところ・悪いところ
僕が実際に使ってみて感じた「良いところ」と「悪いところ」を率直にまとめてみます。
良いところ
良いところをまとめるとこんな感じです!
- 中国語日記を書くハードルが下がる
- 中国語日記の書き方をパクれる
- 文法を楽しく、わかりやすく勉強できる
「中国語日記を書くことでのメリット、効果は分かったけど、そんなに簡単に日記なんて書けないよ・・・」と思う人が多いと思います。
僕自身がそうだったし(笑)
本書は「日記を書いて中国語を身につける」がコンセプトなので、中国語で日記を書いたことがない初心者でも簡単に日記を書くことができるステップで進んでいきます。
「その日に何をしたのか?」を簡単に書く表現からはじまり、それに対する自分の気持ちや考え方を表す表現を少しづつ付け加えていくので、最初は「事実事項を1行でもいい!」と、無理せずにはじめることができるのです。
難しくて実際にやることを躊躇してしまう中国語作文に対し、簡単!とハードルを下げてくれるのが本書の良い点だと思いました。
「今日は何時に起きた」
「どこに行った」
「〜を食べた」
こんな簡単な内容からはじまり、自分の考えを中心に肉付けしていくことで、長い中国語日記を書いていきます。
また、本書は「感想」「意見」「気持ち」「考え」など、日記でも書きたいような役立つ表現例が豊富に用意されています。
「〜するのが好き」「〜だと思う」なんて、簡単な内容から「辛い時」などの感情表現方法がめっちゃ載っています。
まずは、本書にある事例をパクって、自分の内容に置き換えて慣らしていく!ということができますね。
それと、先ほども触れましたが本書は「文法の説明」がかなり丁寧に用意されています!
文法勉強はつまんないですよね。
そんなつまんない文法でも、中国語で日記を書くというミッションがあることで、モチベーションがグンッと上がります!
「僕が伝えたいことは、この文法を使うと表現できるのか!」
などと、動機付けがあることで、楽しく!文法を勉強することができるんです。
それに、本書は文法書?と思うくらい、見やすく、分かりやすく中国語の文法を説明してくれているのも嬉しい点です。
悪いところ
逆に悪いところをあげてみると、
- CD音声がない
- 分厚い
- 添削の重要性に触れて欲しい
こんな感じです。
個人的な感覚なので、参考まで。
まず本書は「CD音声がない」です。良い点でも触れましたが、日記に使えそうな中国語例文がめっちゃあるので、それの音声が用意されていたら更によかったなーと思います。
ただ、本書はあくまで「日記=読む、書く」を想定した中国語参考書なので、僕が欲張りすぎかもしれません(笑)
あと、本書は300ページ強あり分厚い。
その分内容が詰まっているのですが、持ち運びには少し不便ですね。
自宅で使う分には問題ないです!
最後に、中国語日記を書く上で僕が重要視している「添削」に関して、本書は触れていません。
中国語日記は、とても良い勉強方法ですが、それを更に効果的にするのが「添削」です。
自分で作った日記の内容で間違った中国語表現があれば、「気づき」「修正」「応用」する!
これがとても大切なんです!
なので、本書には触れられていませんが、中国語日記を書くのであれば「たまに添削してもらう」というステップを必ず組み込んでください。
添削の方法はこちらの記事で触れています。
こんな人にぜひ読んで読んで欲しい
もちろん「中国語日記を書いてみよう!」と思っている方です(笑)
が、これは顕在的なニーズですね。
冒頭にも触れてますが、
中国語をペラペラになるには、オフライン時で中国語の会話のストックをいかに作っておくかが大切で、それには日記を書くことがとても有効です。
なので、オフラインの勉強方法で自分なりにしっくりきていない方は、むやみに適当な参考書を勉強するよりも、「本書に添い中国語日記を書いていく」ということを強くおすすめします!
まとめるとこんな方です
- 中国語日記に興味がある方
- 自分のオフライン学習にしっくりきていない方
まとめ
「日記を書いて身につける中国語」をレビューしてみました。
最後に本書のポイントをおさらいします。
- 中国語ペラペラになるには日記が効果的。
- 初心者むけに中国語日記の書き方が網羅されている。
- 日記を書きながら効率的に文法も学べる。
- 日記の表現方法がたくさんあるのでまずはパクるのもアリ。
- 音声なし、分厚くて持ち運びには不便。
- 中国語日記を始めたらたまに添削は忘れずに。
僕も2017年から中国語日記を書いてきたからこそ、今では中国語をビジネスレベルで使えていると感じています。
本書はそんな中国語日記を書くための情報が網羅されていますので、「興味がある方」、「自分の学習方法にしっくりきてない方」はぜひ参考にしてみてください!
1日1行でもいいのでまずは中国語日記を書くことを初めてみましょう。
この記事が中国語学習のお役に少しでも立てたら嬉しいです。
それではまた
那我们下期再见!
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